これまで、「ほっかいどう応援団会議」は約640の企業・団体、約1万3000人の個人の方々にご参加いただくなど、力強い応援をいただいてまいりました。2期目では、この応援団会議を第二章として発展させていきます。
本道の強力な応援団が「地域おこし協力隊」の方々です。全国で最も多くの協力隊の方が活躍していただいているのが北海道なのです。地域おこし協力隊の皆さまのため、新たに相談サポート窓口を設置するとともに、全道と各振興局でネットワークを構築します。短期間で協力隊を体験できるインターン制度の活用を促進するなど応募から任期後の定住までをトータルでサポートしていきます。
北海道のふるさと納税額は、市町村の皆様のご努力により3年連続で全国1位になりました。今後は、企業に対する事業提案力や営業体制を強化し、企業との共同事業を拡大していくなど、地域を応援する事業を創出していきます。
仕事と休暇を組み合わせた働き方「ワーケーション」等により、2021年度に道内のテレワーク施設などの利用者は約2万2000人で、前年比約9000人増と大幅に増加しました。
こうした流れを加速させるため、「北海道型ワーケーション」の魅力を磨き上げて、より一層推進するとともに、バーチャルイベントなど新たな交流の機会を創出しながら、「ほっかいどう応援団会議」の個人会員である「道ファン子」など関係人口を拡大していきます。
また、地域とともに考え、行動していくため、現場主義を徹底していきます。私が道内各地をお伺いし、皆さまの取り組みやご意見などを直接お聞きする「なおみちカフェ」や「スクラムトーク」を充実するとともに、デジタルの活用によって私自身が道内各地で機動的に働く「動く知事室」の実践など、これまで以上に積極的に皆さまのもとにお伺いさせていただきたいと考えています。
さらに、振興局独自の事業や人員配置を拡充など道庁のノウハウと人材を活用して個性あふれる地域づくりを支援するとともに、市町村の情報発信のサポート、危機管理事案に機動的に対応する体制を強化していきます。